MMO「Asgard」ハデスサーバで活動中のギルド「足軽」の奮闘記
其の壱:DTS
繰り返し申し上げる。
当ギルドはネタギルドである。
所詮ネタでしかない。
そのネタがネタを呼び、そこにノリという風が吹く。
すると、こういうことになる。
DTS。
Drop TeihenSの略である。
ドロップ底辺sと書いたほうがわかりやすいだろうか。
毎夜、ティアージュを倒してはorz 倒してはorz となっている我々ティアージュ討伐隊。
小頭のデータによれば、現在34連敗中。
34体倒しても、誰にも何も落とさないのである。
そんな中、誰かがこう言った。
「ドロップ底辺」
複数形だから、ドロップ底辺s、略してDTS。
ここから全ては始まった。
頭:ロゴ作ってよ
確かこう言ったと思う。
もちろん冗談である。作ってくれれば嬉しいが、冗談である。
……matika様は作ってくれた。
私はお礼をしなければ。
いや、ただ単に作ってみたくなっただけだった。
それで完成したのが上のロゴ。文字だけな上に頭の厨二病が炸裂している。
作ってみた、としか言いようが無いぐらいやっつけ仕事だ。
元々やっつけ仕事は得意だ。
さぁ、今夜こそドロップ氷河期に幕を下ろそうか。
其の弐:転職
足軽のマスコット的存在兼裏の頭、きく乃が転職することになった。
元々吟遊詩人になるために作ったキャラなので、やっと達成ということになる。
支援守護が71になれば転職する、と聞かされていたが、
まさかこんなに早くなるとは思っていなかった。
きく乃と足軽の小頭兼影の頭、兎跳とで「吟遊詩人の心」を取りに行った。
私はその頃、モンスターキャッスル1にいた。
高級装備品を借りることができ、意気揚々と狩りに行った。
内心、後でものすごく怒られるのではないかと心配していた。
ノカン軍団よりも、フランゲリオンよりも、スカーレットモスよりも怖かった。
心を入手したから転職する、と聞かされ、
足軽頭兼下僕だったり犬だったりする私は王宮へ向かった。
これからドロイカンマジシャンを3体倒すのだという。
ここに書くほどのことでもない。
難なく成功させ、転職NPCへ。
転職成功。
足軽初の吟遊詩人が誕生した。
深夜だった為、少し話した後解散。
そう、ほんの少し話しただけだった。
が、私は感動を覚えていた。
狩り以外でみんなで力を合わせて何かを成し遂げるというのがとても懐かしかった。
昔は皆で楽しく、仲良く、盛り上がりながら狩りもしていた。
誰かの為にアイテムを取りに行ったりしていた。
一人では行けないところにも仲間が来てくれて共に狩った。
ダンジョン奥深くでソロ中に墓になったとき、蘇生に来てくれた。
蘇生に来てくれたのに、一緒に墓になることもあった。
いつ頃からか、狩りには効率を求めていた。
アイテムは自力で取りに行くようになった。
殆どの所には一人で行けるようになった。
一人で行けないところには行かなくなった。
蘇生を待たず、帰還した。
もちろん関係は悪くなかった。
ただ、昔のような熱い気持ちは無かった。
それをこの瞬間思い出していた。
きく乃が転職できた瞬間、私にも達成感があった。
久しぶりに熱い気持ちがこみあげていた。
転職を迎える前に、少し時間があった。
きく乃はccしてアイテムを取りに行くという。
残された3人にはこんな会話があった。
悠姫:大事なもの忘れてた
兎跳:あ、おれも
私も大事なものを忘れていた。
それは物であり、気持ちだった。
兎跳は何も言わず雪の降る町へと飛ばしてくれた。
答えは上のSSにある。
足軽は小さなギルドである。
その上にネタギルドである。
真面目に馬鹿をやる為のギルドである。
人を多く入れるつもりもない。
だが、ここに人が入って欲しい。
入ってよ、とこちらから声をかけられる人が欲しい。
私は昨日初めて、足軽を作った事に喜びを感じた。
楽しさは勿論あったが、喜びは初めてだった。
足軽衆、ありがとう。
今後ともダメ頭を支えてください。
とりあえずきく乃様には高級マネーパックを用意しているので
心の件は許してください。
頭 draken
繰り返し申し上げる。
当ギルドはネタギルドである。
所詮ネタでしかない。
そのネタがネタを呼び、そこにノリという風が吹く。
すると、こういうことになる。
DTS。
Drop TeihenSの略である。
ドロップ底辺sと書いたほうがわかりやすいだろうか。
毎夜、ティアージュを倒してはorz 倒してはorz となっている我々ティアージュ討伐隊。
小頭のデータによれば、現在34連敗中。
34体倒しても、誰にも何も落とさないのである。
そんな中、誰かがこう言った。
「ドロップ底辺」
複数形だから、ドロップ底辺s、略してDTS。
ここから全ては始まった。
頭:ロゴ作ってよ
確かこう言ったと思う。
もちろん冗談である。作ってくれれば嬉しいが、冗談である。
……matika様は作ってくれた。
私はお礼をしなければ。
いや、ただ単に作ってみたくなっただけだった。
それで完成したのが上のロゴ。文字だけな上に頭の厨二病が炸裂している。
作ってみた、としか言いようが無いぐらいやっつけ仕事だ。
元々やっつけ仕事は得意だ。
さぁ、今夜こそドロップ氷河期に幕を下ろそうか。
其の弐:転職
足軽のマスコット的存在兼裏の頭、きく乃が転職することになった。
元々吟遊詩人になるために作ったキャラなので、やっと達成ということになる。
支援守護が71になれば転職する、と聞かされていたが、
まさかこんなに早くなるとは思っていなかった。
きく乃と足軽の小頭兼影の頭、兎跳とで「吟遊詩人の心」を取りに行った。
私はその頃、モンスターキャッスル1にいた。
高級装備品を借りることができ、意気揚々と狩りに行った。
内心、後でものすごく怒られるのではないかと心配していた。
ノカン軍団よりも、フランゲリオンよりも、スカーレットモスよりも怖かった。
心を入手したから転職する、と聞かされ、
足軽頭兼下僕だったり犬だったりする私は王宮へ向かった。
これからドロイカンマジシャンを3体倒すのだという。
ここに書くほどのことでもない。
難なく成功させ、転職NPCへ。
転職成功。
足軽初の吟遊詩人が誕生した。
深夜だった為、少し話した後解散。
そう、ほんの少し話しただけだった。
が、私は感動を覚えていた。
狩り以外でみんなで力を合わせて何かを成し遂げるというのがとても懐かしかった。
昔は皆で楽しく、仲良く、盛り上がりながら狩りもしていた。
誰かの為にアイテムを取りに行ったりしていた。
一人では行けないところにも仲間が来てくれて共に狩った。
ダンジョン奥深くでソロ中に墓になったとき、蘇生に来てくれた。
蘇生に来てくれたのに、一緒に墓になることもあった。
いつ頃からか、狩りには効率を求めていた。
アイテムは自力で取りに行くようになった。
殆どの所には一人で行けるようになった。
一人で行けないところには行かなくなった。
蘇生を待たず、帰還した。
もちろん関係は悪くなかった。
ただ、昔のような熱い気持ちは無かった。
それをこの瞬間思い出していた。
きく乃が転職できた瞬間、私にも達成感があった。
久しぶりに熱い気持ちがこみあげていた。
転職を迎える前に、少し時間があった。
きく乃はccしてアイテムを取りに行くという。
残された3人にはこんな会話があった。
悠姫:大事なもの忘れてた
兎跳:あ、おれも
私も大事なものを忘れていた。
それは物であり、気持ちだった。
兎跳は何も言わず雪の降る町へと飛ばしてくれた。
答えは上のSSにある。
足軽は小さなギルドである。
その上にネタギルドである。
真面目に馬鹿をやる為のギルドである。
人を多く入れるつもりもない。
だが、ここに人が入って欲しい。
入ってよ、とこちらから声をかけられる人が欲しい。
私は昨日初めて、足軽を作った事に喜びを感じた。
楽しさは勿論あったが、喜びは初めてだった。
足軽衆、ありがとう。
今後ともダメ頭を支えてください。
とりあえずきく乃様には高級マネーパックを用意しているので
心の件は許してください。
頭 draken
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